漿液性腺がん 子宮体癌からの今 すみれの記憶帳

子宮体癌、漿液性腺がんになりました。手術、化学療法を終え、今までとは違う人生を生きています!

山登り

抗ガン剤の治療中に、ふと、治療と登山て似てるなと思ったことがある

登り始めた山は、最後まで登り切らなければ、そこからの景色を知ることはできない

1クール目の点滴を入れたときから

治療の山登りが始まって

辛い時もあったけど

何度も立ち止まったけど

ただ頂上を目指して

1歩ずつ1歩ずつ

頂上が見えてきた時

後ひと頑張りできる!と思った

そして、6クールを終えた時

その達成感と充実感で目の前がパーっと開けた

 

いつか山を登ってみたい

そう思うようになった

 

6ヶ月の治療で失った体力

6ヶ月ゆっくりしたから戻ったはず!

 

息子に付き添いをお願いして(イヤイヤだけど)

小さな山を登ってみた

本当に小さな山だったけど

登山というよりハイキングだったけど

息も上がるし、足も前に進まないし、何度も休んだけど、絶対に登りたい!と言う気力

そして、付いてきてくれた息子への意地で

登りきりました😄

やっぱり登ってよかった

景色ももちろん良かったけど

なんていうか

やろうと決めたことが出来たことが嬉しかった😊

下りは、心から楽しかった〜

手が浮腫んでしまったけど、あとは全然大丈夫

小さな挑戦

またやってみたい😊f:id:sumirekuma:20180527163103j:image

 

少し分かってきたかな

治療が終わって、半年

1日の過ごし方が少しずつ分かってきたかな

治療中は治療に専念

それが終わって、ただ喜んでいたけど

ふと、再発や転移の恐怖に襲われたり

病気が分かる前とは人生が全然違うことに気付いたり

周りは進んだ時間も自分にとっては進んでいなかったことを実感して

置いていかれてるような

孤独を感じたりもした

更年期の気分のムラもあって

1日をどう過ごしたらいいのか

何もしないで過ごすことで落ち込んだり

楽しかった次の日の虚脱感とか

訳の分からない感情にすごく戸惑っていた

楽しみを無理に探そうとしていた

 

楽しみはあった方がいいけど

そればっかり追ってると

それは自分への楽しみの押し売りかもしれない

毎日をいつも通り過ごすことも

悪くないと少しずつ思えるように😌

 

手術から1年

1年前の今日は

麻酔の中で、何の記憶もない1日

手術の前

生きるということも

死ぬかもしれないということも

考えようとしたけど

ちゃんと考えることはできなかった

本当に病気に向き合っていなかった

だから、泣くこともなかったし

悲しむこともなかった

ただ手術の日を迎えて

麻酔の中に沈んだ

目が覚めてからは限られた自分にできることをするだけ

病気のことよりも

息子の大会を観に行きたい!

ばかり考えていた

本当に病気と向き合うことから逃げていたのかもしれない

けど、それでも今がある

どう向き合うのか、どう過ごすのか、どう乗り越えるのか

自分の心でしか分からないこと

後悔することがあるとしたら

病気になるより前のことの方がずっと多い

時間は戻らないし

やり直しもできない

手術から1年の月日が経った

手術の前の自分に戻れることもない

それまでの人生とは違う1年だったな

 

 

 

タオルケット

夜中のホットフラッシュがキツくて

肌掛け布団からタオルケットに…そしてアイスノンを枕に😉

それでも起きて、必ずトイレに

でも、汗が引いた後は普通に寒い❄️

 

マイスリーを飲まずに眠れる日も増えてきていたけど、ここのところ5ミリ服用してます

1日30分から1時間くらい散歩

家事は一通りして

昼寝は全くなし

夜11時ごろ布団に入って

12時ごろまで寝られないとマイスリー服用

何度か夜中に起きるけど

朝はスッキリ

 

ありがたいことに

ほんとにマイペース

 

 

帽子

抗ガン剤終了から約半年

髪の毛は、3センチくらい

所々で長さが違うのからみっともないんだけど

帽子だけを被ってみた

もみあげと裾が少し見えるくらい

ストール巻いて

どうかなー

家族は、帽子取らなきゃいける!

買い物して、帰りに近所の人に会った

 

男の人かと思ったー🤣

 

やっぱりね😅

坊主に麦わらカンカン帽にストール

そう見えるよね😂

ちゃんとウィッグ被ろう😌

女子会

大学時代からの友人と、久しぶりに食事

予約してくれたのは、とってもお洒落なお店

チーズフォンデュをつつきながら、少しワインを飲んで

たまにはこんなお店で食事したい!

でも、二人で、やっぱり女子とがいいねって

いくつになっても女子会😊