漿液性腺がん 子宮体癌からの今 すみれの記憶帳

子宮体癌、漿液性腺がんになりました。手術、化学療法を終え、今までとは違う人生を生きています!

伝えるということ

ついに病気のことを子どもに伝える日がきた

これまで、言わずにきた

好きなことに、頑張っていることに

とにかく集中して欲しかった

少しの動揺もさせたくなかった

 

そして私も

子どものそれを見ることが、応援することが

目標となり、心の支えであった

 

最後の大会が始まり

先生たちも、行けるものなら!

と、2クール目は1週間延ばしてくれた

キラキラと輝く子どもを見ることができて

治療を頑張ろうと思った

最後の試合は

副作用の真っ只中

それでも、行けるものなら行きたいと思ったし

先生も、外出許可の可能性で励ましてくれた

結局、観ることは出来なかったけど

たくさんの人が応援してくれて

写真や動画、実況を知らせてくれた

病室で精一杯応援した!

結果は残念で悔しかったけど

やり切った涙と笑顔に成長を感じた✨

 

と同時に

伝えなくてはいけない現実

きっと大丈夫

でもどんな気持ちになるのかと不安

手術したことも

入院していることも

脱毛していることも

 

試合が終わった夜

旦那から話してもらった

すぐにラインがきた

元気になってるって聞いて安心

明日行くからね!

 

寮から帰ってきても、家に私は居ない

ごめんね

 

次の日、病室に来てくれた

笑顔で😄

頑張ったことを教えてくれた

仲間の全員の良いところを教えてくれた

たくさん話が出来た

 

そして

私が試合に応援に行けなかったことは

気付いてなかった!

それくらい夢中で集中してくれていたのだと

思いが叶ったことを嬉しく思った😌

 

寮に戻って

早く元気になってね!

とラインがきた

 

きっと大丈夫

でも、心配させて

本当にごめんね