伝えるということ
ついに病気のことを子どもに伝える日がきた
これまで、言わずにきた
好きなことに、頑張っていることに
とにかく集中して欲しかった
少しの動揺もさせたくなかった
そして私も
子どものそれを見ることが、応援することが
目標となり、心の支えであった
最後の大会が始まり
先生たちも、行けるものなら!
と、2クール目は1週間延ばしてくれた
キラキラと輝く子どもを見ることができて
治療を頑張ろうと思った
最後の試合は
副作用の真っ只中
それでも、行けるものなら行きたいと思ったし
先生も、外出許可の可能性で励ましてくれた
結局、観ることは出来なかったけど
たくさんの人が応援してくれて
写真や動画、実況を知らせてくれた
病室で精一杯応援した!
結果は残念で悔しかったけど
やり切った涙と笑顔に成長を感じた✨
と同時に
伝えなくてはいけない現実
きっと大丈夫
でもどんな気持ちになるのかと不安
手術したことも
入院していることも
脱毛していることも
試合が終わった夜
旦那から話してもらった
すぐにラインがきた
元気になってるって聞いて安心
明日行くからね!
寮から帰ってきても、家に私は居ない
ごめんね
次の日、病室に来てくれた
笑顔で😄
頑張ったことを教えてくれた
仲間の全員の良いところを教えてくれた
たくさん話が出来た
そして
私が試合に応援に行けなかったことは
気付いてなかった!
それくらい夢中で集中してくれていたのだと
思いが叶ったことを嬉しく思った😌
寮に戻って
早く元気になってね!
とラインがきた
きっと大丈夫
でも、心配させて
本当にごめんね